皆さんは販売管理をご存知ですか?
販売管理とは、商品やサービスの情報を管理して、注文を受けるところから、最終的には代金をしっかりと受け取るところまで、業務や情報を管理していくことを言うのです。
それには様々な大切なことがあるのです。
それでは販売管理において、大切なことは何だと思いますか?
会社を運営する以上、常に付きまとうのが、収益でこれを維持、またはあげるために日夜努力しますが、いかに商品が売れても収益を出す必要が重要なのです。
つまり、どの様な製品が売れているか?、商品の在庫が常に維持できているか?、相手の企業への請求が正しくできているかを管理しなければ経営は安定しません。
また、ただたくさん売れば良いというわけはありません。
なぜなら売上1000万の企業が突然5億円になれば、税金を払わないといけない上に、翌年また1000万に戻れば、不安定となって倒産することがありますから、売上をあげる場合も緩やかさにあげていくことは大切ですし、スーパーなどの場合はお客さんが閉店寸前まできてもらえるように、生鮮食品などを残しておくのも大切です。
つまり、販売管理は単にたくさん売るという考えよりは、緩やかに、そして健全にものを売っていくためにおいて大変重要な考えなのです。
皆さんの会社でもきっちりと認識しようではありませんか。
こうした管理は最近はパソコンのソフトなどで可能らしいので、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか?
販売管理をしっかりしよう
私の仕事は、中国から仕入れた雑貨を日本向けに販売することです。
そのうえで販売管理の仕事はとても大切な位置をしめています。
大きく分けると、品質管理、教育管理、物流管理でしょうか。
みなさんそれぞれ意見をお持ちかと思いますが、私としてはとりわけ品質管理が簡単ではありません。
文化の違いからか、日本ではきちんと数を合わせ、商品の向きもそろえ、傷がつかないようにするのが基本となっています。
しかし向こうでは品質をそこまで気にしないのです。
しかも形も同じはずな物が見事にバラバラで、最終的にはまったく違うものになっているものまであります。
まあそれも製品の味といえばそれまでですけど(笑)そこで、品質を上げるために私が現地の買付けスタッフに直接会いに行くこともしばしばあります。
私たちがどのようなものを必要としていて、どういうこだわりを持っているということを直接生産者に伝え交渉することで、やっと日本でも受け入れられるものを作り上げることができます。
しかし忘れてならないのは、彼らもわざとやっているわけではなく、どこまでが良くて、どこからが悪いのか全くわからなかったとのことでした。
しっかり説明してあげる必要があったのですね。
基本的な事ですが、コミュニケーションをしっかりとること、とりわけ私たちの場合は自分の基準を他の人に押し付けないことによって品質を管理することができています。
販売管理の仕事は上手なコミュニケーションをとれる様になること、これが基盤となると感じています。