ヘアスタイルを失敗しない美容師とのやり取り

美容師はヘアカットのプロですが、なりたいスタイルを上手く表現してもらえないこともあります。

これはスキル不足も原因に考えられますが、客が理想のヘアスタイルを的確に伝えていれば防げる場合もありコミュニケーションの問題といえます。

一度切ってしまった髪の毛はすぐに変えられないため、失敗しないように美容師とのやり取りを工夫しましょう。

漠然とイメージを伝えるより、理想のヘアスタイルを写真で見せるのが良いです。

雑誌の切り抜きやインターネットから拾ってきた画像などを見せれば、頭の中のイメージを一致させられます。

自分の骨格に似たモデルがしているヘアスタイルだと、完成した時に美しく見せられます。

加えてクセ毛などの髪の毛の悩みも述べることで、悩みが解決するようなヘアスタイルを考えてくれます。

髪の毛が傷みやすいと事前に分かっている客に、わざわざパーマを勧めることはしません。

通常のパーマよりセットに時間のかからないデジタルパーマは、スタイリングを面倒がっている客に施します。

しかしヘアケアを疎かにしやすかったり髪の毛のパサつきに悩んでいたりする場合、デジタルパーマはデメリットとなります。

美容師もお金を稼がなければならないため、できるだけ客単価を上げようとします。

パーマやカラーリングなどを勧めるのは売上を気にしているからです。

ただし客の満足度を優先するので、施術を始める前に情報をたくさん提供していれば客にとってリスクになる施術は避けます。

結果としてコンプレックスが解消し、髪の毛のダメージも最小限に抑えられる出来上がりとなります。

もし途中で提案されることがあったら、メリットだけでなくデメリットもきちんと説明してもらいましょう。

プロの判断に任せるのも大事ですが、自分の髪の毛を守るのも忘れてはいけません。

最終的に施術を受けるかを判断するのか自分なので、セールストークで浮ついた気分にならずに冷静に考えます。

優秀な美容師はコミュニケーションが上手で、楽しい時間を提供してくれます。

しかし客の希望を全て聞き入れ、気持ちの良いことばかり言う場合はそのスキルを改めて見極める必要があります。

本当に優秀なプロはできないことが分かっており、オーダーされた時点ではっきり述べます。

客との雰囲気は少し悪くなってしまいますが、無理な要求を受け入れて失敗するのを何よりも避けます。

上辺だけの話し上手ではなく、客に寄り添ってくれる美容師を指名しましょう。

美容師 転職