全身をマッサージするには、服を脱がなければならなかったり、事前にお風呂に入って清潔にしなければならないなど、何かと手間がかかります。
気持ちよいマッサージではあるものの、手間がかかってはストレスや不快感が増してしまい、せっかくの効果が台無しです。
その点、ハンドセラピーであれば、手に対してマッサージを行うだけですので、服を脱いだりお風呂に入る必要などありません。
手を清潔にすれば、今すぐ行える手軽さを持っています。
当然ながら、広い空間など必要なく、座りながらでもハンドセラピーを受けられます。
手には反射区と呼ばれるものが存在します。
ツボ押しやマッサージでは欠かせない知識です。
手の平や甲に存在する反射区の部分を押すことによって、その部分に対応する身体のあらゆる部位に、影響を与えることができるようになります。
例えば、人差し指の手の平側の第二関節と付け根の間にある反射区は、目や腸の不調を整える効果があります。
この反射区を利用して、身体のあらゆる不調を取り除けるのが、ハンドセラピーの特徴です。
さらにマッサージ効果により、脳をリラックスさせたり、血液循環が改善されることで、血行不良に伴う肩こりや冷えを改善する効果も期待できます。
自己流で行うには知識があまりにも足りず、場合によっては強くもみすぎて内出血などのトラブルを引き起こす危険があることから、できるだけ専門的な技術が身につけられる、スクールに通うようにしたいところです。
長期間スクールに通い続ける暇がなければ、講義と実技を1日行うことで、すぐに認定証を受け取れる講座を利用するのがおすすめです。
カルナーキュアという団体が実施しています。
ハンドケアセラピスト認定講座を受講すれば、ごく短時間で専門的な知識と技術を学ぶことが可能です。
趣味としてハンドセラピーの技術を身につけたい人でも歓迎してくれるのが、この講座の魅力です。
おおよそ6時間で全てを学べるレッスン内容になっています。